しじみについて知りたい!

しじみに含まれるビタミンB12

ビタミンB12は水溶性ビタミンの一種で、しじみに含まれているビタミンのうちのひとつです。貧血対策に効果があることは知られていますが、どのようなメカニズムで貧血を防止しているのでしょうか。また、ビタミンB12をしじみで摂取することで、どのような相乗効果が期待できるのでしょうか。

ビタミンB12の主な働きは?

ビタミンB12の働きの中でも重要なものは、遺伝子の原料であるDNA(デオキシリボ核酸)の生成を促すことです。これは細胞分裂の促進につながっており、赤血球そのものを増やすことで貧血対策に役立っているというわけです。また、認知機能を高める働きがあり、認知症の予防にも関係しているとみられています。

赤血球を増やして貧血を防ぐ

貧血の原因としては、赤血球内のヘモグロビンの不足と、赤血球そのものの不足が考えられます。ビタミンB12の不足によって引き起こされるのは、赤血球そのものの不足です。赤血球は骨髄内の細胞分裂によって作られますが、ビタミンB12が足りないと遺伝子の材料であるDNAの不足によって細胞分裂がうまくいかず、赤血球そのものの数が減少して貧血を招くというわけです。解決するためにはビタミンB12に加えて、DNAの生成に関係している葉酸の摂取も必要になります。

認知症の予防に期待

米生物工学情報センターのデータベースには、高齢者に対して1日当たり葉酸400マイクログラム、ビタミンB12を100マイクログラム投与したところ、認知機能の改善が認められたという臨床データが収録されています。また、認知機能が低い人ほど、血中のビタミンB12が少ないことも分かっています。これらのデータから、ビタミンB12には認知症予防効果があるとみられています。

しじみで摂取するメリットは?」

ビタミンB12をしじみで摂取することで期待できるのは、より確実な貧血対策です。まず、しじみには葉酸も含まれていますので、DNAの生成促進による赤血球不足をより確実に防ぐことが見込めます。また、貧血の原因には赤血球内のヘモグロビン不足も挙げられます。ヘモグロビンの生成を促すためには原料である鉄と、タンパク質の生成に欠かせない亜鉛の摂取が必要です。しじみには鉄も亜鉛も含まれていますので、ヘモグロビンの生成を促すことも期待できるというわけです。最近、貧血ぎみだと感じている人は、まず医療機関に行くことが必要ですが、しじみを摂取して食生活の面から貧血対策を行ってみるももいいかもしれませんね。

参考
しじみに含まれるビタミンB12
http://www.racingcircuits.net/26.html